アートで地域を元気に 岡山県伊原木知事、今秋開催「森の芸術祭」アピール
24/03/05
岡山県(伊原木隆太知事)は2月8日、大阪市北区のANAクラウンプラザホテル大阪で「晴の国おかやま観光プレゼンテーション2024」を開いた。岡山県北部一帯で今年秋に初めて開催する「森の芸術祭」など最新の県内トピックスを旅行会社に紹介した。
はじめにあいさつした伊原木知事は「ポストコロナの施策としてアートを切り口として特別な体験を提供します。アートには地域の魅力を引き出し、地域を元気にする力があります」と話した。
森の芸術祭は9月28日―11月24日、津山市や真庭市、奈義町など県北5市町6エリアにアート作品を設けて展開。奥津渓の自然や津山市の城下町といった県北部の自然文化との融合を図り、森を「多様性と豊かさの象徴」と捉えて国内外から30組のアーティストを招く。
地域の歌舞伎とパフォーマンスの共演、特産のフルーツや食材を用いた新メニューも登場させ「岡山県北部ならではの国際芸術祭」(森の芸術祭・藤原いずみ事務局長)とする。
芸術祭開催に合わせてJR西日本が伯備線、津山線に観光列車「○○のはなし」などを運転し、2次交通対策としてエリア間を結ぶバスネットワークを充実させる。
旅行会社に販売手数料を設定した6エリアのパスポートを6月から販売を開始するほか、岡山県観光連盟は旅行商品造成や団体貸切バスに対して助成、旅行会社の送客に期待している。
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