“空中回廊”で復旧の姿を一望 熊本城、「特別見学通路」を公開/熊本
20/06/02
熊本市の熊本城は6月1日、「特別見学通路」を公開した。熊本地震で被害を受けてから、大天守外観の工事が完了して2019年10月に続く特別公開の第2弾。当初は4月29日に予定していたが新型コロナウイルス感染拡大で延期していた。18日までは熊本県民に限定しての公開。状況をみて今後県外客へ対象を拡大していく。

特別見学通路が設置された熊本城
特別見学通路は、地上約6メートルの高さから、天守閣や二様の石垣、重要文化財の櫓群などを眺められる“空中回廊”。全長約350メートルで、床に熊本県産のヒノキを使用している。総工費は約17億円。

特別見学通路から天守閣を眺める
公開にあたっては、マスクの着用や施設の消毒、整理券による人数制限など感染防止策を施す。
同市では、「築城400年の歴史のなかで『今しか見られない』熊本城をお楽しみください」としている。
公開時間は9―17時。なお、天守閣の内部には入れない。
熊本城は今後、21年春に天守閣を完全復旧。天守閣内部の公開を予定している。
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