京阪沿線をぶらり巡礼 西国三十三所や自治体連携で講座とガイドウオーク(1)
京阪ホールディングス(石丸昌宏社長)と大阪国際会議場(福島伸一社長)は10月から、西国三十三所草創1300年記念「京阪沿線ぶらり巡礼」を始めた。京阪沿線にある西国三十三所や自治体、大学と連携し、沿線の西国三十三所ゆかりの地や寺院などにスポットを当てた講座やガイドウオークを実施する。
歴史講座は、京阪グループ開業110周年、大阪国際会議場開業20周年を迎えたことも記念して同会議場で10月から全6回開催する。各分野に精通する講師が歴史を初心者にもわかりやすく語る。1回目はすでに申し込みが締め切られており、2回目以降のプログラムは次の通り。
2回目(10月17日)…西国第10番札所編「宇治・三室戸の巡礼道—旅人と歩く」(講師・小嶋正亮氏=元宇治市歴史資料館学芸員)▽3回目(11月3日)…西国第13番札所編「観音さまのみてら石山寺の歴史」(講師・鷲尾龍華氏=石山寺責任役員塔頭法輪院住職)▽4回目(11月21日)…西国第14番札所編「三井寺と西国三十三所の歴史」(講師・福家俊彦=三井寺執事長)▽5回目(12月19日)…西国第15番札所・西国第16番札所編「西国三十三所をたずねて」(講師・藤田友章氏=今熊野観音寺副住職、森清顕氏=清水寺執事補)。
番外編として、10月24日に「身近にある『写し霊場』」(講師・柴谷宗寂氏=性善寺 住職)もある。
いずれも参加費は無料。12時10分に開場し、講座は13時から15時まで。各回、事前申込制で100人が定員。
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