東京・豊洲のチームラボプラネッツ 新作や桜バージョンを公開
東京・豊洲の水に入るミュージアム「チームラボプラネッツ」で4月7日から、新作「空から噴き落ちる、地上に憑依する炎」と「憑依する炎」の一般公開が始まった。

Universe of Fire Particles Falling from the Sky
屋外に設置された「空から噴き落ちる、地上に憑依する炎」は、燃焼によって発生する光や熱の現象である「炎」を、燃焼する機体の分子の動きによって描いた線の集合体として表現している。炎が燃え上がらずに落ち、黒い球体や人間に当たると変化していく様子を平面の柱で表現し、圧倒される。
入館しなくても鑑賞できる。
館内の2作品、「Floating in the Falling Universe of Flowers」「人と共に踊る鯉によって絵が描かれる水面のドローイング」は4月30日まで、春限定の桜バージョンの演出が楽しめる。
「Floating in the Falling Universe of Flowers」では、鏡のフロアに寝転び、花の香りに包まれ巡りゆく花の季節と一体化していく感覚。桜の花々も圧巻だ。
「人と共に踊る鯉によって絵が描かれる水面のドローイング」は水の中を歩きながら体験するアート作品。泳いでいる鯉が人に触れると桜の花びらになり散っていく春バージョンになっている。

Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People – Infinity
館外のフードスタンドでは季節限定メニュー「桜とベリーの抹茶ラテ」「桜と苺のどら焼き」が販売されていた。

桜と苺のどら焼き
試食した「桜と苺のどら焼き」は、どら焼きというより片手ほどの大きさのパンケーキ。クリーム、あずきあん、苺、そして桜の花の塩漬けがアクセントとなり、春の気分を盛り上げてくれた。
チームラボプラネッツでは、裸足で惑星(プラネット)に見立てた空間を渡り歩き、アートと一体になる感覚を体感できる。コロナの影響で入場制限が行われていて、今はゆったり鑑賞できる。4月30日までウェブサイト(https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/)で15%オフのクーポンを掲載している。
- 「万福の旅」おいでませふくの国 10―12月に山口プレDC開催(25/08/24)
- 秋の那智勝浦で食べて浸かって癒されて 11月8日に「ONSENガストロノミーウォーク」/和歌山(25/08/17)
- ナイトタイム観光を学ぶ 東京都、8月25日にフォーラムを開催(25/08/15)
- 自然風土・精神文化・食が織りなす癒しの旅 山形県庄内エリア、JR東日本と連携で2026年夏に観光CP(25/08/11)
- 井上喜昭さん(埼玉・万寿庵)が新会長に 日本観光施設協会(25/08/09)