楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

長門湯本を温泉地ランキングトップ10に 星野リゾート・JR西日本と連携で取り組み、6月から「ゆずきち号」運行

21/04/16

山口県長門湯本温泉と星野リゾート、JR西日本が連携して誘客促進への取り組みを始める。目標を山口県観光拠点として全国温泉地ランキングトップ10入りに定め、長門湯本の旅行先としての魅力向上策を展開。まずは6月から企画列車の運行で地域の魅力を伝えていく。

長門湯本温泉では観光まちづくりを進めようと、2016年に星野リゾートがマスタープランの策定を受託。「自然を生かした魅力的な温泉街を持つ温泉地」を目標に、旅館「界 長門」開業やシンボル「恩湯」のリニューアル、食事処、カフェの開設などハードの整備をはじめ地域連携による温泉街活性化を進めてきた。JR西日本もこれまで県への観光誘客拡大策を実施してきており、今回三者が呼応。これまでの取り組みの進展を見据え、連携に至った。

その一環で、6月から企画列車「柑橘香る『ゆずきち号』」を運行。新下関駅―長門市駅間を観光列車「〇〇のはなし」の車両に乗車し、萩焼の器で楽しむアフタヌーンティ、茶葉のオリジナルブレンド、「長門ゆずきち」を使ったスイーツ、萩焼の車内販売など移動中も地域の“香り”が感じられる体験を楽しんでもらう。

〇〇のはなし

「〇〇のはなし」を「ゆずきち号」として運行

運行日は6月15、17日、7月13、20日、9月8、29日。阪急交通社と日本旅行から長門湯本温泉の宿泊施設とセットになったプラン、企画列車パッケージ商品として発売する。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ