上高地開山祭 密回避で安全祈願の神事のみに、2年連続
21/04/21
毎年4月27日行われ山岳観光のシーズン幕開けを告げる長野県松本市の上高地開山祭。コロナウイルス感染症の影響で2年連続の中止が決まり、地元関係者のみが参加し河童橋のたもとで安全祈願式が行われる。
例年であれば4月27日には、山の安全を祈願する神事と、観光客や登山者が参加しての野外パーティが河童橋周辺で開かれるが、今年は神事のみでアルプホルンの演奏も行われない。

早春に大正池から穂高連峰を望む
上高地へ通じる釜トンネルはすでに4月17日に開通し、バスやタクシーの運行が始まり、冬期間休業していた旅館ホテル、山小屋、売店なども順次営業を再開する。上高地に通じる上高地公園線は今年もシーズンを通じてマイカーは通行できない。
標高1500メートルの上高地にはハイキングや登山などで、例年であれば年間200万人が訪れる。上高地インフォメーションセンターによると今年は雪解けが例年に比べ3週間から1カ月ほど早く、新たな積雪がなければ大正池から明神池方面の遊歩道に通行止めはない見通し。
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