北前船や食文化、SDGs―地元風土に触れる 敦賀市、10―11月にモニターツアー/福井
福井県敦賀市は10―11月、3回にわたりモニターツアーを実施する。2泊3日で地元の食文化や自然を体験、地域の魅力に触れてもらう。
モニターツアーは、観光庁の「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」の採択を受けたもので、マップトラベル(本社・同市)が業務委託を受け実施。感染拡大防止策を徹底したうえで、観光に加え地場産業や漁業など地域の風土を楽しめる新しい旅のスタイル構築につなげる。
ツアーでは、地元の歴史を物語る北前船関連の文化財をガイドとともに見学。北前船が築いた地場産業である近宇加工体験や、地元のブランド魚「敦賀真鯛」養殖場の見学とさばき体験、敦賀ふぐや若狭牛、黒あわびといった地元の食を使った料理を通して敦賀の風土を体感してもらう。
また、デジタルデトックス効果を目的としたビーチコーミングや、 海ゴミリユース体験でSDGsについても学びを深める。
ツアーは集合から解散まで専用車で移動し、小規模グループに対応。安心・安全面については参加者様は参加2週間前から健康観察チェックを行い、抗原検査キットで陰性を証明してから参加してもらう。地元側はツアー独自の「新型コロナウイルス感染予防対策実施マニュアル」に沿った形でのもてなしで、参加者・受入側双方で安心・安全を実現する。
日程は10月15―17日、21―23日、11月8日10日の3回。募集人員は合計20―30人。
料金は1人1万円。応募締切は9月24日17時。
詳しくはhttps://www.maptravel.co.jp/businessinfo/travel/fukui-spot/monitorへ。
- オーロラ観測や利便性 米アンカレジ観光局らアピール(25/04/27)
- 昔ながらの手法で味噌仕込む 枚方市の北村みそ、インバウンド視野に体験/大阪(25/04/20)
- 宇佐神宮、鎮座1300年で奉祝 メーンは10月の勅祭/大分(25/04/19)
- 「雪の大谷」今年は最高16メートル 立山黒部アルペンルートが全線開通/富山(25/04/18)
- 横浜EXPOなど議論 関東運輸局と関東地方整備局、観光ビジョン会議を開催(25/04/18)