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【観光業界リーダー年頭所感】関西エアポート株式会社 代表取締役CEO 山谷佳之 氏

新年おめでとうございます。

関西国際空港、大阪国際空港の運営を開始して11年目、神戸空港の運営においては9年目を迎えます。

日本で初めてとなる本格的なコンセッション方式の空港運営を開始してからのこの10年を振り返りますと、さまざまな出来事や変化があり、浮き沈みの激しい10年間だったと感じています。台風被害やコロナ禍のような大きな試練もありましたが、あらゆる局面において、関係者の皆様に大きなご支援をいただいたこと、空港の成長に期待や関心を寄せていただいたことが思い出され、改めて感謝を申し上げます。

さて、昨年3月には、「関西国際空港ターミナル1リノベーション」がグランドオープンし、国際線のキャパシティが増え、明るく開放的な空間でより多くのお客様をお迎えできるようになりました。「大阪・関西万博」が開幕した時には、様々な国や地域からのお客様にストレスがなくスムーズに新しいターミナルをご利用いただけたことを、たいへんうれしく思っています。今夏には国際線商業エリアがさらに広がり、フードコートを含む23店舗がオープンします。これをもって約5年におよぶ本プロジェクトは完了を迎えます。

また、万博開催期間中には、海外の要人の方々にも、関西の3空港をご利用いただく機会が多くありました。普段は首都圏に行かれることが多い方々にも、大阪・関西を実際に見ていただき、その文化や魅力を感じていただいたのではないかと思います。実際に、大阪の繁華街においても、欧米や中東の方が以前よりも多く見られるようになったと感じます。このように、大阪・関西の認知度が世界的に向上したことも「万博レガシー」の1つであり、関西のみならず周辺地域が一丸となってこのレガシーを活用していくことが今後の重要課題と考えます。

また、第2ターミナルの国内線エリアにおいても、搭乗手続きの自動化、待合スペースの拡張などのリノベーションを進めており、今春に完成予定です。

加えて、堅調な需要拡大が続いている国際貨物についても、国際貨物地区改修プロジェクト「CARGO NEXT→」を始動いたします。

神戸空港においては、昨年4月に国際チャーター便の運航が始まり、それにより、神戸空港の可能性はさらに広がり、空港と地域のつながりもより多様になりました。空港がたゆまぬ努力、挑戦を続けて成長をすることは、地域の成長や発展に貢献ができると考えており、関西3空港がそれぞれの立地、特色を活かすことで、地域とともに成長できる空港をめざしてまいります。

私ども関西エアポートグループは、安全・安心を最優先に、関係者の皆さま、空港をご利用いただくすべての皆さまのご期待に応えられるよう、関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港を運営してまいります。引き続き、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。年頭に際しまして、皆さまのますますのご健勝とご多幸を心よりお祈いたします。

年頭所感

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