箱根・大涌谷 7年ぶりに自然研究路の入場を再開
22/02/28
神奈川県は火山活動の活発化で2015年から閉鎖している箱根町の大涌谷自然研究路への入場について、安全対策を講じた上で約7年ぶりに再開すると発表した。
![](https://www.travelnews.co.jp/img/eaf1f642fb46442f588921009248b6a0-600x231.png)
閉鎖前の賑わい(左)と現在の様子
自然研究路は大涌谷駐車場から噴煙地付近を周回する約700メートルの散策路で、閉鎖以前は大涌谷を訪れる観光客の多くが利用していた。
2015年5月に箱根山の噴火警戒レベルが2に引き上げられた以降、2019年に噴火警戒レベルが1に引き下げられてからも閉鎖は続き、この間、県などが自然研究路内にはシェルター7棟を整備するなど再開の準備が進められた。
再開は神奈川県のまん延防止等重点措置が終了する予定の3月6日以降で、安全対策として当面、監視員2人が引率する。入場できるのは1日4回で40分程度。ウェブサイト(https://www.hakone.or.jp/od-booking/)からの事前予約制(現在は受付前)で各回定員は30人。入場料は1人500円。
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