万博見据え関西を「世界のデスティネーション」に 関西観光本部とマスターカード、戦略的パートナーシップ協定を締結
関西観光本部(松本正義理事長=関西経済連合会会長)とMastercardは2月21日、関西の観光振興とデジタル経済の振興について戦略的パートナーシップ協定を締結した。2025年の大阪・関西万博を見据え関西の「世界のデスティネーション」化に向けた取り組みを進める。
協定の期間は同日から25年末。関西のインバウンド観光の加速、国内外からの観光客と消費を増加に向けた活動・開発を展開する。関西観光本部の国際決済ネットワークとの連携協定(MOU)締結、マスターカードの日本国内の広域連携DMOとのMOU締結はいずれも初めて。
協定では、海外のマスターカード会員に向けた関西の観光資源やコンテンツの情報提供による広域観光圏としての「KANSAI」の認知度向上▽海外のカード会員に対する加盟店特典、「Priceless」観光体験の提供による観光消費の拡大▽国内外からの観光客がより快適な決済体験できるようキャッシュレスなど決済機能のデジタル化を促進▽「次世代観光」のための新たなコンセプト及びソリューションの共同開発―について連携する。
松本理事長は「大阪・関西万博は関西観光がグローバルに飛躍するための大きなチャンス。このタイミングでのパートナーシップ締結はたいへん意義あるものと考えております。「Priceless」プラットフォームを通じ関西の魅力を伝えていただきたい。また、キャッシュレス・サービスや決済ネットネットワークを通じてインバウンド消費が拡大することを大いに期待しています」とコメントした。

2月21日に行われたパートナーシップ記念式典で
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