「ロングストーリー」でインバウンドに旅を 観光庁、実証事業を公募
23/05/22
観光庁は5月17日、ストーリーに応じた旅の提供でインバウンドの滞在・消費増加につなげる「ロングストーリーによる地域のコンテンツの連携促進に向けた実証調査」の実証事業の公募を始めた。
同事業は、地域のコンテンツを旅全体を通じて一貫したストーリーのもとにつなげて体験してもらうことを目的に、1週間以上の滞在を念頭に置いたロングストーリーツアーの造成を支援する。
ロングストーリーツアーは、テーマやストーリーの設定はもちろん、ターゲットやツアー設計、販売体制、安心・安全の確保、地域貢献・連携までを求める。ガイドについては研修を課すなどして、事業終了後に効果を検証する。
支援の対象となる経費は、企画開発やワークショップ、セミナーの開催などツアーの造成に関わるものや販売経費、情報発信費用、ファムツアーなどツアーの効果検証に必要な経費。上限は1件あたり2千万円。
6月14日に質問会を開き、公募締切は7月7日13時。ヒアリングを経て8月上旬に採択事業を決定する。選定は10件程度を予定している。
詳しくはhttps://longstory.jp/へ。
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