TOEICで訪日客を手助け 鎌倉市でおもてなしプロジェクト
24/10/25
日本でTOEICを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は10月15日、鎌倉駅周辺で市民が訪日外国人旅行者に英語で道案内などを行う実証実験、「I’m Omotenable! プロジェクト」を実施した。
訪日外国人旅行者の増加で、鎌倉市内でも道に迷うなど困っている旅行者が多く見られる。実証実験では、「英語が得意ではないが、外国人観光客に積極的におもてなしをしたい」という市民が、「オモテナブルマーク」を着用し、訪日観光客に英語で接した。
ボランティア参加者は、事前にTOEIC Bridgeテストを受験し、現在の英語力を確認した上で、観光客とのコミュニケーションに挑み、「マークを着用することで、自然に観光客に声をかけるきっかけが生まれ、コミュニケーションがスムーズになった」との声が多く聞かれた。
また、小町通りの店舗や人力車のスタッフも取り組みに協力し、普段から英語で対応しているものの、さらに流暢なおもてなしを目指したいとのコメントも寄せられ、観光地域づくりに寄与できる可能性を示した。
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