地球の営みを体感 小田急箱根、大涌谷に新展望エリア/神奈川
25/05/15
小田急箱根は4月25日、箱根ロープウェイ大涌谷駅1階と駅前広場に新たな展望エリア「ちきゅうの谷」をオープン、翌26日には箱根海賊船「ビクトリー」の特別船室をリニューアルし、芦ノ湖で運航を再開した。
ちきゅうの谷は「黒・ジオ・風」をテーマに、大涌谷の荒涼とした大地や立ち上る噴気、硫黄のにおいなど、地球の営みを体感できる空間として整備された。円形テラス「風の輪テラス」、谷に突き出したガラス張りの「息吹のデッキ」、相模湾や都心を遠望できる「大空のほとり」など、3つの展望デッキを配置し、ベンチや飲食・物販スペース「谷のマルシェ」なども併設している。

谷に突き出したガラス張りの「息吹のテラス」
箱根海賊船「ビクトリー」は、18世紀に活躍した英国の戦艦をモデルとし、2007年に建造され、今回のリニューアルでは特別船室の内装を一新し、展望ソファ席を設け、船内カフェにはビールサーバーを設置した。
また、元箱根港には船内厨房をイメージしたスタンドカフェ「パイレーツ・ギャレー」が新設し、海賊らしい豪快なホットドッグ新メニューに加えた。
箱根ロープウェイは、早雲山駅から桃源台駅まで約4㌔を結び、大涌谷の谷底や富士山、芦ノ湖の景色を楽しめる。今年、全線開通65周年を迎えることから、「ちきゅうの谷」の開業を皮切りに記念イベントも予定している。
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