初のマイスター わかやま12湯「巡湯帳」制覇
25/05/31
和歌山県内の温泉地を巡って「御湯印」を集める「わかやま12湯巡湯帳」の全30施設を“制覇”したマイスター第1号が登場した。5月13日に和歌山県庁で認定式が行われ、達成した大阪府岬町の会社社長の中田善規さんに認定証と龍神檜で作った記念の盾が手渡された。
巡湯帳は、和歌山県の温泉の魅力を全国に知ってもらうことを目的に活動する「わかやま12湯推進協議会」が昨年4月から販売を開始。協議会の青木査稚子会長は「すべての施設を回る人が出るまで2、3年はかかると思っていたので、約1年で達成者が出たのはたいへんうれしい。取り組みへの励みになります」と喜んだ。
中田さんは、旅館フロントに置いてあった巡湯帳を見つけ、真っ赤な表紙とデザインが気に入り購入。今年2―4月に泊まりがけで1日に最大6カ所を回って御湯印を集めた。「1日に数カ所の温泉に入ったことや短期間に集中して回ったことで、温泉の泉質や温度、匂いなどの比較ができました。12湯の山の温泉、海の温泉、川の温泉の素晴らしさを実感しました」と話していた。

30印を集めた巡湯帳と中田さん
巡湯帳は2200円(税込)。帳面に記載されている30施設の御湯印(300円)を集めると名前入りのマイスターカードがもらえる。問い合わせは同協議会 電話073―427―0270。
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