上半期累計は全市場で過去最高 訪日外客数、6月は15%増の270万5千人
18/07/31
日本政府観光局(JNTO)によると、6月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比15.3%増の270万5千人だった。17年6月を35万8千人上回り、6月単月の過去最高を更新した。
今年上半期の累計は同15.6%増の1589万9千人。主要20市場すべてが過去最高を記録した。
JNTOでは6月について、航空座席の供給量の増加や、訪日クルーズの好調、訪日旅行プロモーションが増加につながったとしている。
市場別ではインドネシア、米国が単月として過去最高を記録。そのほかの18市場は6月単月の過去最高となった。中国や欧米豪市場が先月に続き2ケタ増と好調を持続している。
韓国はLCCをはじめ航空路線の新規就航が下支えとなり、同6.5%増の60万6千人。ただ、大阪府北部地震の影響で伸びは1ケタにとどまった。中国も個人旅行と団体旅行が好調で29.6%増の76万1千人。
JNTOは7月について、6月18日の大阪府北部地震、7月の西日本豪雨の影響について注視していくとしている。
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