桜への関心高く―台北からの訪日再開は23年春ごろに期待 地球の歩き方、台北国際旅行博で旅行意識調査
22/12/07
旅行ガイドブックを発行する地球の歩き方は11月に開かれた台北国際旅行博に出展し来場者に旅行意識の調査を行った。日本への旅行再開時期は8割以上が1年以内と回答し、桜の季節への関心度の高さから、本格的な台北からの訪日再開は2023年春ごろが期待できるという結果が得られた。
過去の訪日経験は1―5回の41%が最多。経験なしは23%で、回答者の77%が訪日した経験があった。
次の日本旅行は22年中が19%を予定。3カ月以内が18・3%、半年以内が22・7%、1年以内が23%と8割以上が1年以内を検討しており、本格的な訪日再開は目前に迫ってきているようだ。
日本の桜・花見については、花見の季節には必ず行くが52・8%、知っており日本で花見がしたいが42・2%で、95%が関心を示した。以前から人気が高かった日本の桜の認知度、需要の高さは衰えていない。春ごろまでの訪日を検討している旅行者の多さ、桜の人気からも23年春、桜シーズンでの来訪が期待できそうだ。
旅行先について情報収集する時期は1―3カ月前の29・2%が最多で、半年から1年以上前から情報収集をしている人も。同社では1―2シーズン先の情報を発信できていると訪問先に選ばれる可能性が高まると分析しており、「現段階でそのフェーズに入った。訪日台湾人旅行者への情報発信は今が適期」と指摘している。
調査は11月4―7日に行い、回答数は1430件。
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