日本政府観光局 新たに北欧4カ国を重点市場に、現地事務所も新設
23/05/02
日本政府観光局(JNTO)は、持続的な観光、消費額拡大、地方誘客の強化を柱とする2023年度の主な取り組みを発表した。
訪日プロモーションでは日本全国の特別な体験の情報発信に力を入れ地方誘客に取り組むほか、北欧4カ国(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド)を新たな重点市場とし、現地旅行博への出展やウェブサイトの開設、旅行業関係者向けのセミナーを実施する。
4カ国の人口は2685万人で、政治が安定し、国民1人あたりの所得も多い。日本政府観光局ではスウェーデンの首都ストックホルムに事務所開設を準備している。
日本で開催される大型国際イベントで今年9月の「アドベンチャートラベル・ワールドサミット北海道・日本(ATWS2023)」や、2025年の大阪・関西万博に関する情報発信にも力を入れる。
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