4月の訪日客、19年比4・0%増の304万2900人 累計は1千万人超え
24/05/23
日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)は5月15日、4月の訪日外国人旅行者が前年同月比で56・1%増の304万2900人だったと発表した。コロナ前の2019年同月比では4・0%増。春の観光需要などから2カ月連続で300万人超え。今年ここまでの累計は1千万人を超えた。
春の桜シーズンで需要が高まったことに加え、イスラム教の断食明けで海外旅行需要が旺盛となり、好調だった。韓国やインドネシア、米国などが増加したことが数字を押し上げた。
23市場のうち14市場が4月として過去最高を記録。フランス、イタリア、中朝地域は単月過去最高を更新した。
1―4月までの累計は前年比72・1%増の1160万1200人。
4月の出国日本人数は前年比で58・7%増の88万8800人だった。前年からは増加しているが再び100万人を割り込んだ。

訪日旅行者で賑わう東京・浅草寺
インバウンド の新着記事
- 対面による交流再開で増加傾向 JNTO、訪日教育旅行の動向を公表(25/12/09)
- 地方自治体における高付加価値旅行 自治体国際化協会が26年1月に海外経済セミナー(25/12/07)
- フィンランドで日本が大賞 2025年の海外旅行先で(25/11/28)
- 成長産業としての訪日観光 ジャパンショッピングツーリズム協会、12月1日にカンファレンス(25/11/27)
- 紅葉シーズン開幕などで好調持続 10月の訪日客、17・6%増の389万6300人(25/11/26)










