国土交通大臣賞に「富岡製糸場」 日観協の観光ポスターコンクール
19/04/19
日本観光振興協会は4月17日、日本観光ポスターコンクールの入賞作品を発表した。グランプリにあたる国土交通大臣賞に群馬県富岡市の「世界遺産 富岡製糸場」が選ばれた。応募総数は147作品。
同コンクールは1947年から始まり、今回で67回目。一次審査で52作品に絞り込み、評論家の山田五郎さん、写真家の映画監督の宮澤正明さん、グラフィックデザイナーの左合ひとみさんによる審査会で各賞を決めた。消費者からのオンライン投票も受け付け、約2万2千票が投じられた。
総務大臣賞は秋田県の「秋田犬の里集中プロモーション『行け、行け、アキタ。』」、観光庁長官賞は渥美半島観光ビューロー(愛知県)の「渥美半島田原市の四季の魅力」、日本観光振興協会会長賞は室蘭観光推進連絡会議(北海道)の「Photogenic City 室蘭」、インバウンド賞はJR東日本秋田支社の「GO!OGA!」がそれぞれ選ばれた。
審査員から評価の高かった作品に贈る審査員特別賞は、JRグループの「愛知デスティネーションキャンペーン 未来クリエイター愛知 想像を超える旅へ。」が受賞。オンライン投票の1位は長州路観光連絡会・下関長門連携事業専門部会の「絶景をハシゴする」だった。
表彰式は6月7日に開かれる同協会の総会で行われる。
観光行政 の新着記事
- 今年の観光関係功労者国土交通大臣表彰、旅館業や旅行業などから21人が受賞(25/04/28)
- 所長に金子氏が就任 世界観光機関アジア太平洋地域事務所(25/04/17)
- 「日本の食」で地方誘客 観光庁、ガストロノミーツーリズム推進事業を公募(25/04/16)
- 観光庁、「能登半島地震からの復興に向けた観光再生支援事業」17件を採択(25/03/22)
- 文化庁、4月11日まで「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」を公募(25/03/21)