地域の訪日客消費増へ新コンテンツを 観光庁、「インキュベーター事業」でナレッジ集まとめる
20/04/18
観光庁は4月17日、訪日外国人客とその旅行費額増加に向けて地域の新しい観光コンテンツを開拓する「最先端観光コンテンツインキュベーター事業」の昨年度の取り組みについて、報告書と得られた成果としてナレッジ集をまとめ、公表した。
2019年度は3領域・32事業を展開。今回の取り組みで得られた成果を通して、全国的なコンテンツ展開につなげることがねらい。
19年度に展開した領域・分野は次の通り。
領域1「日本に足りない着地型コンテンツの充実・横展開を図る事業」…地域固有の自然を活用した体験型観光サービスの提供と充実▽ビーチエリアの活用・消費促進▽お祭りの訪日外国人向け観光コンテンツとしての活用▽癒し(Relaxation)をテーマとした観光コンテンツの造成▽ナイトタイムエコノミーの推進▽最先端ICTを活用した地方誘客/観光体験の高付加価値化
領域2「滞在型の旅行形態に個別のコンテンツを掛け合わせることによる滞在の高付加価値化を図る事業」
領域3「領域1、2に依らない事業」
報告書とナレッジ集は観光庁HPに掲載している。URLはhttp://www.mlit.go.jp/kankocho/page05_000119.html。
観光行政 の新着記事
- 観光庁、ペルー通商観光省と観光分野の協力覚書を締結(25/08/19)
- 岐阜城天守閣や山鹿市八千代座などを大臣認定 「文化観光推進法」拠点計画(25/08/16)
- 東京都が秋川渓谷で無料自然体験会(チェアリング&川釣り&SUP)、都内の事業者を募集(25/08/05)
- 茨城大洗や大分国東など5件を採択 観光庁・ガストロノミーツーリズム推進事業(25/08/01)
- 国内、海外旅行とも潜在需要は高い レジャー白書’25(25/08/01)