観光庁、観光DX活用へ研究開発課題に関するアイデア募集
21/06/18
観光庁は6月16日、推進が求められる観光DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用に向けた研究開発課題に関するアイデアの募集を始めた。“攻めのDX”による体験価値向上や地域の収益力強化につながる提案を求め、提案を研究開発課題の検討の基礎資料として生かす。
募集対象は、現地での体験価値向上に資する技術▽遠隔地にいても体験可能な技術▽地域経営の収益力強化(産業連携やエリアマネジメント等による地域体験の高付加価値化や顧客体験の向上、地域産業の振興)を促進する技術▽観光分野での導入、地域生活分野への普及等を通じ、地域課題の解決や生活の質の向上にもつながる技術▽その他の体験価値向上や地域の収益力強化に資する技術―の各分野に属するもの。概ね3年以内に完了する研究開発課題を対象とする。
「世の中に全く存在しない新技術を生み出すこと」だけでなく、「他産業で活用されている技術を、観光産業に有効に適用するためのカスタマイズ」「観光産業に導入されてはいるが、その潜在力が十分に発揮されていないデジタル技術に対し、新たな技術的要素を付加し、技術のアップデートを図ること」のうち、高度なものを含む。
提出様式や例、提出先など詳しくはhttps://www.mlit.go.jp/kankocho/topics05_000363.htmlへ。
提出期限は7月20日17時。
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