エスプールプラス、クラファン「Zenes」で障がい者芸術集団〝COLORS〟のアートグッズを販売
23/10/10
「一人でも多くの障がい者雇用を創出し、社会に貢献する」
同社は、2010年に創業。当時、法律で定められた最低賃金を得ていた障がいのある人は、わずか20人に1人であり、残りの19人は、働きたくとも働けない状況にあった。同社は、「一人でも多くの障がい者雇用を創出し、社会に貢献する」という企業理念を掲げ、トライ&エラーを積み重ね、農業を活用した障がい者雇用支援事業を推進している。
COLORSは、障がいのある人、家族の選択肢を増やすほか、働く選択肢の創出を目指して、2022年に障がいのあるアーティストの制作活動支援として立ち上げられた組織。現在、障がいのあるアーティスト社員4人が在籍している。
アーティスト社員が作った作品はこれまで、企業の社会貢献事業、SDGs活動への貢献を目的に、企業のオフィスや店舗などで展示されている。活用実績として、レンタルアートの貸し出しのほか、壁画デザインの制作、カレンダーやノベルティでのアートデザインの採用などがある。また、官民連携の取り組みも実施し、合理的配慮に関わるトークセッションや、アートワークショップを行っている。
COLORSグループの藤村信一郎リーダーは、立ち上げの経緯について、「障がいのある方が、一般企業の中で健常者と同じように働くことを求められ、環境になじめずに退職したという話を聞いていた。われわれは、障がいのある方が得意とすることを伸ばしながら、ビジネスとして成り立つ可能性があると考えた。今回のクラウドファンディングは、生業となるかを挑戦する社会実験の場でもある」と話す。

アトリエ管理者の倉井陽子さん(左)と藤村リーダー

COLORSのアトリエ(東京都文京区)

アトリエにはアーティスト社員のさまざまな作品が飾られている
アーティストオリジナル作品を用いた商品をリターンとして多数用意
クラウドファンディングのリターン商品には、COLORSのアーティストオリジナル作品が描かれた「オリジナルポストカード8枚セット」(1500円)のほか、アーティスト直筆のお礼の手紙が添えられたクロッキー帳、トラベルポーチ、トートバッグ、サーモタンブラー、Tシャツ、化粧ポーチ、ミニアートなどが用意されている。 詳しくは、Zenesホームページ(https://www.zenes.jp/projects/spool-colors)から。
オリジナルポストカード8枚セット
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