国内旅行低調響き2.3%減と前年割れ 2016年の旅行取扱
17/08/28
観光庁は2016年度(16年4月―17年3月)の主要旅行業者の旅行取扱年度総計(速報)をまとめた。総取扱額は前年度比2.3%減の5兆5656億800万円。国内旅行の前年割れが響いた。
国内旅行の総取扱額は一年を通して前年同月を下回り、同3.1%減の3兆3281億5900万円。そのうち旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱額は同5.3%減の1兆20億7700万円、取扱人数は同7.2%減の3399万6800人と低調だった。
海外旅行の総取扱額は同2.4%減の2兆369億800万円。マイナスにはなったものの、第4四半期(1―3月)には対前年同期比6.1%増と上向き、近年続いた低迷から脱しつつある。旅行商品ブランドの取扱額は同6.4%減の6076億3200万円、取扱人数は同1.7%減の315万7700人。
外国人旅行の総取扱額は同14.0%増の2005億4100万円。旅行商品ブランドの取扱額は前年並みの70億5600万円、取扱人数は同7.6%増の46万1200人。
50社のうち13社が前年度を上回った。
◇
3月の主要旅行業者の総取扱額は前年同月比3.8%増の5206億6600万円だった。
国内旅行は同0.7%減の3050億7800万円だったが、海外旅行が同9.8%増の1941億2600万円と躍進。外国人旅行は同22.5%増の214億6300万円。
50社のうち31社が前年同月を上回った。
旅行業 の新着記事
- KNT―CT、岐阜県高山市と観光振興と地域活性化に関する包括連携協定を締結(25/10/27)
- 阪急交通社、大阪府池田市と大規模災害の支援に関する協定を締結(25/10/26)
- 万博の活気を継続させる JR西日本とUSJ、JTBが関西の観光・地域経済活性化へ協業(25/10/22)
- 堀江貴文さんが経営参画 トキエア、2027年に黒字化へ(25/10/22)
- 2・0%減の281億5800万円 KNT―CT・8月の旅行取扱(25/10/21)










