ウイーンへ研修旅行 京旅協、芸術の都の風情、名所や観劇から学ぶ
一般社団法人京都府旅行業協会(尾池文章会長)と同協会青年部(岩﨑全慶部長)はこのほど、オーストリア・ウイーンへ4泊5日の海外研修旅行を実施し15人が参加した。
一行は初日、関西空港からルフトハンザ航空に乗り、フランクフルト経由でウイーン空港へ。乗継を入れて12時間。空港から中心部までは約40分で、宿泊はベルベデーレ宮殿すぐ近くのサボイエンホテルで。
翌日はオペラ座やザッハホテル、カプチーノ教会、ドイツ騎士団教会、シュテファン大聖堂、英雄広場などを見学した。3日目はヒルトンビエナプラザホテル、ドゥフランスホテルなど5つのホテルを見て回ったあと、フォルクスオーパ(フォルクスは市民の、オーパはオペラ座の意味)という劇場で「サウンドオブミュージック」を観劇。

皇族たちの居城だった宮殿
にある英雄広場で記念撮影
観劇に先駆けて普段見ることのできないステージ下の機械や大道具置き場などが見学できた。劇はドイツ語だったが英語字幕が出て楽しく観劇できたという。
4日目はフリータイムで各自朝市や蚤の市などを楽しみ、5日目の朝、ウイーン空港から往路と同じくフランクフルト経由で関西空港へ戻った。
今回の研修旅行で参加者の感想は以下の通り。「オーストリアの公用語はドイツ語だが観光地や店、ホテルでは英語が通じることがわかった」「宮殿にオペラ座、国立美術館、博物館、教会はいずれも荘厳な建築物であり、ぜひ立ち寄りたい場所」「街の中心部では馬車が走っていて、風流」「トラムや国鉄、地下鉄、バスが充実しており移動は便利」「スーパーマーケットや市場での買物は日本と大差がない。アルコールは安いくらいだった」。
- 25年度は1300億円目標 全旅・中間社長が株主らに宣言、「地域創生室」も開設(25/07/15)
- 「兼高かおる賞」決まる 俳優のサヘル・ローズさんが受賞(25/07/15)
- 「食×農×観光×文化」で持続可能な観光地づくりへ協業 JTBと弘前市、包括連携協定を締結/青森(25/07/14)
- 前年比1・2%増の310億3800万円 KNT―CT・5月の旅行取扱(25/07/13)
- 小谷野・日本旅行会長らが受賞 今年の「JATA会長表彰」(25/07/12)