楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

トーマス・クックが破産を申請、創業は1841年 

19/09/24

トーマス・クック・グループが9月23日、破産を申請した。1841年創業の世界最古とも言われる老舗中の老舗で、英国政府によるとグループの26社が精算手続きの対象となっているという。ツアーとグループ航空会社の航空券の予約はいずれも同日付ですべてキャンセルされ、店舗も営業を停止している。

英国民間航空局(CAA)によると、現在同社のサービスを利用して国外に滞在中の旅行者数は15万人超といい、CAAが10月6日までの2週間に渡ってチャーター機による帰国支援の計画を展開中。平時における帰還作戦としては英国にとって過去最大の規模という。エリアによっては他社便への振り替えとなる可能性もあり、案内のために24時間体制のコールセンターも設置している。

英国では旅行者保護を目的として、航空機を利用する旅行を提供する業者を対象とした制度「ATOL(Air Travel Organiser’s Licence)」をCAAが所管して運用。業者から取り扱い1人あたり2.5英ポンドを集め、営業停止などの事態が発生した際のリファンドや帰国支援に使用する。

トーマス・クック・グループは2019年9月期上半期(2018年10月1日~2019年3月31日)の業績で、収益が6.4%減の30億1900万英ポンド、税引前当期純損失が前年の3億300万英ポンドから14億5600万英ポンドに悪化するなどし、8月末には株式の18%を保有していた中国のFosun Tourism Groupと銀行側が4億5000万英ポンドずつを投じる再建計画を提案。しかし、その後に追加の資金調達などが求められ、最終的に破産を申請することとなったという。

なお、トーマス・クック・インド・グループは2012年にカナダ企業へ売却されており、今回の破産申請とは無関係。

情報提供 トラベルビジョン

この記事をシェアする
購読申し込み
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
四県四色四国を彩る徳島編

第2弾は徳島県。宿泊者数全国最下位なんてなんのその。一度来たら阿波おどり、鳴門の渦潮な...

四県四色四国を彩る香川編

第1弾は香川県。夜景、瀬戸芸など女子の心をくすぐる要素たっぷりで、秋冬の彩りを演出する...

こだわりのおもてなし三重伊勢鳥羽志摩

日本古来の信仰の聖地、伊勢神宮を擁する三重県伊勢・鳥羽・志摩エリア。神々宿るこの地は聖地と...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ