JR西日本 山科駅改修へ、「京の東の玄関口」へ 特急「はるか」を延伸
24/11/26
JR西日本は、京都駅およびその周辺エリアの混雑緩和を目的に、山科駅を「京の東の玄関口」として活用するための改良工事に着手すると発表した。
駅改修により、現在、関西空港駅との間で京都駅を発着している特急「はるか」を山科駅まで延伸し、同駅を拠点とした利便性の高い交通ネットワークを構築することを目指している。
山科駅では新たに12両編成対応のホームを北側に増設するほか、特急「はるか」が停車・折り返し可能となるよう配線を変更。山科駅での地下鉄東西線などへの乗り換えがスムーズになり、京都市内各地へのアクセスが向上する。
JR西日本は、京都市と連携して山科駅周辺の魅力や利便性を高める施策を進める方針で、特急「はるか」の延伸により、関西空港駅をはじめとする主要拠点駅と山科駅とのアクセスが向上することで、観光客やビジネス利用が期待できる。
工事は2025年度に着手し、2029年度の供用開始を目指している。
JR西日本は「山科駅を拠点とした公共交通の利用促進により、京都市の持続可能な観光地としての魅力をさらに高めたい」としている。

JR西日本 山科駅
交通 の新着記事
- 「二地域居住」へ推進団体を設立 ANA(25/09/30)
- 「食文化としての駅弁」を考える JR西日本、10月5日にシンポジウム/京都(25/09/22)
- DXで交通空白を解消 モビリティ・カンファレンス、官民連携の事例を紹介(25/09/19)
- カスハラ防止ポスターを作成 日本バス協会(25/09/18)
- 空港見学とガンプラ組み立て JAL、伊丹空港で万博関連イベント(25/09/17)