KNT―CTとパートナーズ会四国連合会、愛媛県らと「生物多様性保全」で協定締結
KNT―CTホールディングス(米田昭正社長)とKNT―CTパートナーズ会四国連合会(大木正治会長=ホテル葛城)は3月25日、愛媛の生物多様性の保全や地域との交流を進めることで持続可能な開発目標「SDGs」に寄与することを目的に、愛媛県、愛媛県自然保護協会と「KNT―CTえひめの生物多様性保全」パートナーズ協定を締結した。
協定では、同協会の持つ環境教育やコンテンツのノウハウを活かすことを前提に、同社は愛媛県の生物多様性保全に関する知識を深める人材育成事業を実施し、旅行商品化へつなげる。パートナーズ会は宿泊や交通、飲食、体験プラグラムなどを提供。県は情報発信をはじめ全体の調整役を担う。
具体的な事業としては、商品企画担当者の現地視察▽地域イベントへの参加▽愛媛の生物多様性の勉強会▽エコツアー、 フォトツアーなどの設定▽体験プログラムや新素材開発▽修学旅行や企業の研修旅行提案のための視察や研修会―を行う。
中村時広・愛媛県知事は「今回の協定締結を自然環境保護と地域経済活性化の好循環の創出につなげたい」、同社の米田社長は「愛媛県の自然について学びを深め、旅を通じてその保全についても発信していきたい」、同連合会の大木会長は「愛媛県の自然をテーマごとに推進していきながら、より素晴らしいものに育つよう橋渡しをさせていただいた。今後も地元でしっかり支援していく」とそれぞれコメントしている。

愛媛県庁で開いた締結式で
(右端が大木連合会会長)
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