「Trip全旅」をBtoC化 全旅が今春から(2) カード決済、JCBも可能に
21/02/26
顧客視点で説明すると、ご近所で付き合いのあるA旅行社のホームページから温泉旅館と往復航空券を予約。精算は手持ちのクレジットカードで行い、そのまま旅行にいくことができる…という流れ。
会員旅行会社は、全旅がリリースしているクレジットカード決済サービス「全旅ペイメント」を通じて旅行代金を収受、仕入に対しては全旅クーポンで自動精算するという流れだ。
全旅ペイメントについては、会員から要望の多かった「JCBカード」も今春中に利用可能になる。JCBと提携するAMEX・Diners・DISCOVERも含まれる。従来から使用できたVISA、MASTERを加えると国内で発行されている主要なクレジットカードすべてに対応できることになる。カード決済手数料については2・5%弱の低率になる見込みだ。
Trip全旅について、全旅の中森万登営業推進本部長は「通常、自社ホームページに予約決済機能と旅行素材在庫機能を搭載しようとすると会員会社はかなりの負担になります。Trip全旅の利用料は会員サービスの一環として安く設定し、ウェブ販売導入のイニシャルコストを抑えます」とし、仕入れ・在庫管理・販売・精算までを一元化したTrip全旅の導入を促している。
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