売上総利益は前年同期比38・6%増の140億、赤字幅は縮小 日本旅行の21年度中間決算
21/08/30
日本旅行(小谷野悦光社長)は8月27日、2021年度中間決算(1―6月)を発表した。連結業績で売上総利益は前年同期比38・6%増の139億5100万円だった。営業損失は21億7600万円、経常損失は5億4100万円、中間純損失は6億円と今期も赤字計上となったが、60億円超の赤字だった前年同期からは大幅に赤字幅を縮小。依然厳しい状態ながら前年からは改善が見られる結果となった。
日本旅行単体の個別決算では、販売高が同10・9%減の354億円、営業利益は同61・9%減の1億1400円、経常利益は1億3300万円、中間純利益は1億200万円。
部門別の売上高は、国内旅行部門が同32・8%減の181億6千万円、海外旅行部門が同98・3%減の1億5900万円、国際旅行部門が同92・6%減の1億8100万円。
通期の業績予想は、新型コロナウイルスの終息時期が見通せないことから、現時点では影響を見極めることが困難として、未定としている。
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