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「Go to」利用意欲は旺盛 トラベルズーが調査、利用時期は10月がトップ

旅行ネットメディア「トラベルズー」を運営するトラベルズー・ジャパンは、国内のサイト会員を対象に、政府が予定する経済活性化施策「Go To Travelキャンペーン」に関する意識調査を実施した。認知度こそ低かったものの、内容の説明後にキャンペーンの宿泊補助を利用は9割弱が意向を示すなど、概ね好意的に受け止められ、一定の効果が期待できそうだ。

同キャンペーンでは、国内観光の需要を喚起するために、旅行会社の旅行商品や宿泊施設の直販などの利用で最大半額相当が補助が適用されるというもの。

キャンペーンについて「内容をよく知っている」は29・1%ながら「聞いたことはあるがよく分からない」と合わせると知名度は76・8%に。ただ内容は大半が知らないため、認知度はまだまだ低いといえる。

ただ、その内容を説明してから利用意向を尋ねると、「利用したい」は87・5%に。 キャンペーン開始予定の7月から12月までの国内宿泊旅行への意向の問いには、97・2%が1回以上はしたいと回答。2回は38・4%、3回は27・0%と、早期かつ複数の旅行意向を持つ人が多く、キャンペーンへの期待感の高さが浮き彫りになった。

昨年同時期の国内旅行回数との比較は、「昨年と変わらない」43・6%をはじめ昨年同等以上の回数を考えている人の割合が7割超。キャンペーンにより旅行需要の減退は抑えられそうという見方ができる。

キャンペーンの利用時期は10月が55・0%。夏季などを抑えて10月がトップになったことについて、同社ではコロナウイルスへの不安と旅行再開にへの意欲との心理的なバランスが要因では、としている。

調査は6月3―7日にインターネットで実施。回答数は3013。

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