オミクロン株の影響で前々年比70・6%減と再び後退 KNT―CT、1月の旅行取扱
22/03/16
KNT―CTホールディングスの1月の旅行取扱総額は前年比212・7%増の92億4300万円だった。コロナ禍が本格化する前、前々年の2020年比では70・6%減。オミクロン株の感染拡大で再び旅行需要が減退した。
国内旅行は同246・7%増の67億4500万円で、前々年比では62・4%減。一般団体は前々年比71・9%減と再び減退傾向で、学生団体も旅行中止・延期の動きが再び見えだし前々年比38・1%減の前年割れに逆戻りした。国内団体旅行全体では前々年比50・3%減となった。企画旅行は旅行控えの動きが高まり、前々年比63・9%減だった。
海外旅行は同0・3%減の2億900万円、前々年比では98・2%減。団体旅行は一般、学生ともに前々年比92・9%減と浮上の兆しは見えず。企画旅行もほぼ取扱がない状態が続いている。
外国人旅行は前々年比99・1%減の1200万円。
なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。
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