行政とのパイプ構築に注力 京都府旅行業協会・総会
一般社団法人京都府旅行業協会(北澤孝之会長=ツアーポート)は5月24日、京都市中京区のホテルオークラ京都で2022年度通常総会を開いた。
北澤会長はあいさつで「府内のバス旅行に対し20年度の府内周遊旅行促進事業費補助金交付の継続や、府民割『きょうと魅力再発見旅プロジェクト』の受付窓口として行政との太いパイプを築き、会員の皆さんに説明会や研修を行ってきました」と述べた。
22年度については、京都魅力再発見旅プロジェクトと令和4年版府内周遊旅行促進事業を引き続いて受託し、業務に当たることを説明し、協力を呼びかけた。研修旅行は「会員同士のコミュニケーションの場」として位置づけ、23年3月に開催予定の「第17回国内観光活性化フォーラムinやまがた」へ研修を兼ねて参加することを決めた。

来年3月に山形県で開かれる国内観光活性化フォーラムへ
研修を兼ねて参加することを表明
総会終了後の懇親会は京都府の西脇隆俊知事、京都市の門川大作市長を招いて行われた。西脇知事は、文化庁の京都移転で23年3月27日から業務が始まることに関して「京都から文化を発信することに大きな意味がある」と語った岸田文雄総理の言葉を紹介した。
門川市長は「昨年、一昨年と京都市立の小・中学校は全校もれることなく修学旅行を行った。当初は反対の声もありましたが、最終的には保護者から感謝の言葉をいただきました。感染防止を徹底しながら経済を回していくことが大事です」と語った。
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