楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

売上高倍増、新卒採用の再開も発表 JTB・23年3月期第2四半期決算

22/11/28

JTB(山北栄二郎社長)は11月18日、に発表した2023年3月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表した。売上高は、中核事業の国内旅行とMICEの回復傾向、BPO業務が貢献し前年同期比214・8%の3862億5100万円になった。営業損失46億5800万円、経常損失22億2900万円と赤字になったものの、いずれも前年同期より200億円以上改善した。純損失は28億9400万円だった。

あわせて2023年度は2年ぶりに新卒採用活動を再開。グループ全体で300人の採用を予定しているとした。

ツーリズム事業については、法人と個人および仕入を一体化させた拠点を全国32県に拡大し、着地型コンテンツ開発を加速させるとともに地域密着営業と誘客営業を推進。上期に展開した「日本の旬 四国」などで計画を上回る実績を残した。教育旅行やMICE、SDGs事業についての実績につなげた。国内旅行の売上高は1668億900万円(前年同期比292・0%)など、旅行事業全体では1906億円(同219・8%)。

また、観光DX化支援や九州で成果を上げたエリアソリューション事業、米国におけるグローバル領域の回復も売上改善に貢献した。旅行以外の売上高は1956億5100万円(同210・1%)だった。

23年3月通期では、全国旅行支援や水際対策緩和による需要回復を見込み、5月に発表した当初計画営業利益63億円の達

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ