全国旅行支援でコロナ前の水準近くまで回復 KNT―CT・年末年始の国内旅行動向
22/12/15
KNT―CTホールディングス(米田昭正社長)が12月9日に発表した今年の年末年始(12月23日―2023年1月3日)の国内旅行動向によると、近畿日本ツーリストの12月の販売高は前年比で約2倍で、コロナ禍以降では最高値に。コロナ前の19年並みとコロナ前の水準近くまで回復するなど全国旅行支援の効果は大きいようだ。
近畿日本ツーリストの県別予約者数の1位は千葉県。東京ディズニーリゾートを擁する強さは相変わらずで、前年比は289%。2位には大阪府が同311・1%、3位には東京都が同589・7%で入り、地方から都市部への旅の回帰傾向が鮮明となった。
4位には冬といえばの北海道がランクイン。5位は伊勢神宮の三重県が入った。以下、6位京都府、7位神奈川県、8位静岡県、9位兵庫県、10位愛知県。
また、コロナ禍で人気が高まった「ひとり旅」にも注目。クラブツーリズムの関東発着の人気コースランキングでは、1位は女性限定の「永平寺初詣と白川郷・飛騨高山 3日間」、2位は「琵琶湖初日の出クルーズ」、3位は「65歳以上の同世代で愉しむ京都で過ごすお正月3日間」が入った。
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