国内旅行中心に回復進む 22年度旅行取扱、前年度倍増で3兆円迫る
23/06/26
観光庁は6月16日、2022年度の主要旅行業者の旅行取扱状況の年度総計(速報)を発表した。総取扱額は21年度比99・7%増の2兆9191億9300万円で、コロナ前の19年度比では36・3%減。コロナ前までには至らないものの3兆円に迫り、国内旅行を中心に回復が進んだ。
国内旅行は同79・0%増、19年度比6・5%減の2兆3898億5千万円。このうち旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱額は19年度比27・5%減の8856億1200万円、取扱人数は19年度比30・8%減の2840万3600人。
海外旅行は同520・8%増、19年度比74・5%減の4545億8900万円。旅行商品ブランドの取扱額は19年度比95・8%減の164億1千万円、取扱人数は19年度比97・2%減の156万人。
外国人旅行は同34・7%増、19年度比70・5%減の657億5400万円。旅行商品ブランドの取扱額は19年度比93・9%減の2億8100万円、取扱人数は19年度比97・3%減の43万2800人。
旅行商品ブランドの全体の取扱額は同150・3%増、19年度比48・4%減の6589億3100万円。取扱人数は同136・9%増、19年度比35・1%減の3039万6800人。
43社のうち19年度を上回ったのは2社だった。
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