組合区域を隣県に拡大 OATAが定款変更、兵庫県の旅行会社も加盟可能
24/05/07
協同組合大阪府旅行業協会(OATA、88会員・前田栄次理事長=大栄旅行)はこのほど、大阪市北区のリーガロイヤルホテルで第49回通常総会を開いた。議案はいずれも承認可決したが、そのうち定款の変更では組合の地区を「大阪府区域」から「大阪府及び兵庫県の区域」に広げ、兵庫県の旅行会社でもOATAに加盟することができるように変更した。
定款の変更について、組合員から「なぜ兵庫県だけで京都府や滋賀県なども含む近畿地区として変更しなかったのか」との質問に対し、笠舞紀伴副理事長(照南トラベルサービス)は「協同組合法で具体的な府県の名称を入れないと認められない。他府県からの要望があればその都度対応していきたい」と述べ、他府県からのOATA加盟は「組合員増強のため」と説明した。
前田理事長は「2023年度のOATAクーポンの発券額は55億9千万円で前年比49%の伸び率でした」「OATAの看板事業だった『天神祭り船渡御』には参画しませんが、それに代わる事業として大阪府中小企業団体中央会と連携した旅行やイベントを提案していきたい」と述べた…
続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
旅行業 の新着記事
- 近畿日本ツーリスト、九十九里町と包括連携協定(24/05/18)
- 旅行需要回復で売上高13・3%増 阪急交通社・23年度連結決算(24/05/17)
- 19年比5・1%増の450億6300万円 KNT―CT・3月の旅行取扱(24/05/16)
- 【人事異動】日本旅行 5月1日付(24/05/15)
- 23年度の旅館券は前年比25%増 三重交通グループ協定2連盟が総会開く(24/05/14)