楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

JR東海、集中旅客サービスシステムの導入駅を拡大

19/11/27

JR東海はこのほど、東海道本線(大府駅~岡崎駅間)、関西本線(名古屋駅~桑名駅 間)に、集中旅客サービスシステムの導入駅を拡大すると発表した。同社はこれまで利用状況に合わせて、2013年10月より武豊線に、2017年10月より 東海道本線(岡崎駅~豊橋駅間)に、「集中旅客サービスシステム」を導入し、安定して稼働している。

集中旅客サービスシステムの導入駅拡大

1.システム導入駅

・ 東海道本線:逢妻駅、野田新町駅、東刈谷駅、三河安城駅、西岡崎駅 ・ 関西本線 :八田駅、春田駅、蟹江駅、永和駅、弥富

2.集中旅客サービスシステムの概要

1 システム導入駅には、券売機に隣接してインターホン、券面確認台を新設して案内センターと繋ぐほか、セキュリティカメラ、スピーカー等を新設する。
2 今回導入する駅では、現在、早朝夜間等の駅係員不在時は、きっぷの購入・ICチャ ージ、乗り越し精算等ができないが、システム導入後は、インターホンと券面確認台を使い、案内センターのオペレーターと会話することで、列車を運行する全ての時間帯できっぷの購入等が行える。
3 案内センターのオペレーターが、セキュリティカメラにより駅の状況を把握するとともに、お客様からのご質問への応対や、お声掛け、案内放送等を行う。
4 現地でのご案内等が必要な場合には、係員が現地に出向き、応対する。

3.サポートつき指定席券売機の設置等

・  指定席券購入ニーズの高い東刈谷駅、八田駅、春田駅、蟹江駅に、「サポートつき指定席券売機」を設置する。インターホンを通じてオペレーターが応対することで、新 幹線の指定席特急券などのほか、学生割引乗車券など証明書を必要とする割引のきっぷも購入できる。

・  東刈谷駅、蟹江駅、弥富駅は、引き続き有人窓口を日中時間帯に営業するとともに、 東刈谷駅、蟹江駅には、現地に出向く係員を配置する。

・  三河安城駅では新幹線の有人窓口を利用できる。

4.工事スケジュール

2020年4月 工事着手 2020年12月頃 使用開始

5.工事費

約7.4億円

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ