「食文化としての駅弁」を考える JR西日本、10月5日にシンポジウム/京都
25/09/22
近代、鉄道が広がりをみせだしたころから旅の文化のひとつとして今も親しまれている駅弁。その駅弁という日本の食文化の価値を今一度考えようと、JR西日本は京都市下京区の京都鉄道博物館で10月5日、「駅弁シンポジウム」を開く。テーマは「駅弁のいまむかし、そしてこれからについて考える」。シンポジウムを機に、駅弁の魅力を広く発信していく。
同社では、文化庁の「食文化ストーリー」創出・発信モデル事業「~郷土料理を伝承する日本固有の食文化~「駅弁」の調査研究・価値再構築事業」で駅弁の調査研究に取り組んでおり、今回のシンポジウムもその一環。当日は京都鉄道博物館の岡本健一郎さんが「鉄道の歴史と駅弁」と題して研究報告を行うほか、姫路駅の「えきそば」で知られる兵庫県姫路市のまねき食品社長の竹田典高さんによる基調講演「まねき食品の歴史と取組~創業から海外進出、万博への出店について~」、相模女子大学社会マネジメント学科教授の湧口清隆さん、梅花女子大学食文化学科教授の東四柳祥子さんを交えてのパネルディスカッション 「食文化としての駅弁と今後のあり方について」が開かれる。
時間は13時30分―16時30分。参加は無料。さいたま市の鉄道博物館でもリアルタイムで中継する。
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