東京国際クルーズターミナルが9月10日に開業、大型船の寄港可能に
20/08/16
東京都は8月14日、新たなクルーズ客船ターミナル「東京国際クルーズターミナル」(江東区青海)を9月10日に開業すると発表した。コロナウイルス感染症拡大の影響で、7月14日の開業予定を延期していた。
開業日は9-17時までターミナルを一般公開する。当日はクルーズ客船「にっぽん丸」が停泊する予定だが、当面、乗客を乗せたクルーズ船が寄港する予定はない。
東京都には晴海旅客ターミナル(中央区晴海)があるが、世界的なクルーズ旅行の人気により大型化したクルーズ客船が、レインボーブリッジ(最低桁下高52㍍)をくぐれずに利用できない状況になっている。
そのため都がレインボーブリッジの外側に新た建設したのが東京国際クルーズターミナル。岸壁の長さが430㍍、水深11・5㍍で世界最大級の大型クルーズ客船が接岸できる。
ターミナルビルは4階建てで、2階にCIQ施設(税関、出入国管理、検疫)が入る。
最寄りの駅は、ゆりかもめの東京国際クルーズターミナル駅(旧船の科学館駅)。
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