津軽海峡フェリーの全4隻 内航船省CO2格付で最高評価を取得
21/03/31
国土交通省は3月25日、津軽海峡フェリー(北海道函館市)が青森-函館間で運航する船舶、ブルールミナス、ブルーハピネス、ブルードルフィン、ブルーマーメイドの4隻に、内航船省エネルギー格付制度で最高評価の5つ星を付与した。
就航済みの内航フェリーで5つ星を獲得したのは今回が初めて。国交省海事局海洋・環境政策課では、環境に配慮したフェリーを選ぶ1つの材料として期待を寄せる。
4隻は姉妹船でいずれも総トン数8800トンで、定員は583人、トラック71台または乗用車230台を積載できる。
国交省では、内航海運のCO2排出削減目標である「2030年度に2013年度比でCO2を157万トン削減」を達成するため、船舶の省エネ・省CO2効果を「見える化」し、評価する「内航船省エネルギー格付制度」の運用を、2020年3月に開始した。
評価の対象は、1990-2010年に建造された同サイズの船舶と比較した、CO2排出量の削減率。0-5%減の1つ星から、削減率20%以上の5つ星まで5段階で評価し格付けする。
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