大手民鉄16社 2021年度の旅客は前年比7・3%増、定期利用者は回復せず
22/05/23
全国73の私鉄が加盟する日本民営鉄道協会(東京都千代田区)は5月19日、大手民鉄16社の2022年3月期(2021年4-2022年3月)の旅客輸送実績と決算概要を発表した。
16社合計の旅客輸送実績は前年度比7・3%増の78億5700万人だった。人数では5億人以上の増加となったが、コロナ禍前の2019年度と比べると25・1%の減少で、依然として厳しい状況が続いている。
旅客の内訳は定期利用者が1・9%増の46億7871万人、定期利用者以外が16・2%増の31億7833万人。2020年度に約4分の3に減少した定期利用者数がほとんど回復していない。
大手民鉄16社は東武、西武、京成、京王、小田急、東急、京急、東京メトロ、相鉄、名鉄、近鉄、南海、京阪、阪急、阪神、西鉄の各社。
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