フィンエアーが日本就航40周年、日本-欧州を最短で結ぶ
23/04/24
フィンエアーは日本就航40周年を迎え、4月21日、成田国際空港第2ターミナルで記念式典を開いた。フィンランドを代表する世界的人気キャラクター「ムーミン」もお祝いに駆けつけ、式典を盛り上げた。
フィンエアーの永原範昭日本支社長は「40年前の4月23日、当社のDC10による初便がヘルシンキよりノンストップで日本に到着しました。現在は一時的にロシア迂回のルートを余儀なくされ時間を要していますが、それでも日本からヘルシンキへは欧州線最短の約12時間で結んでいます。ロシアのウクライナ侵攻が終結し、元の世界に戻ることを切に願っています」と話した。
また、タンヤ・ヤースケライネン駐日フィンランド共和国大使「この40年間、フィンエアーは日本と欧州諸国の交流を大いに促進してきました。フィンエアーはフィンランドと日本の架け橋となる非常に重要な存在であり続けることでしょう」と祝辞を述べた。
日本とフィンランドを結ぶ路線の初便は1983年4月22日にヘルシンキを出発し、翌23日に成田に到着、同24日に成田を出発。北極点上空を通過して日本-欧州間を12時間40分で結ぶ世界初のノンストップ直行便となった
2023年夏期スケジュールでは成田(週4便)、羽田(毎日)、関空(週3便)の合計週14便を運航している。
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