宿泊増売へ連協強化誓う JTB旅ホ連総会(1) JTBは対OTA対策訴え
18/07/18
JTB協定旅館ホテル連盟(3818軒、大西雅之会長=北海道阿寒湖畔・あかん遊久の里鶴雅)は6月13日、東京・新宿の京王プラザホテルで2018年度総会を開いた。JTBが目標とする18年度宿泊販売目標4350億円の達成のため、大手OTAに対する競争力の強化、訪日客需要拡大、JTB社員の宿泊研修の活性化など、宿泊増売に関わる事業計画と予算を承認した。
総会では、JTBから対OTA対策として、旅行出発の4週間前までは優位性があると紹介があり、(1)4週間以前は安価プランの停止や在庫力の拡充(2)4週間以降は価格で競争力があるダイナミックJTBの投入による底上げ―を図りたいと説明があった。るるぶトラベルへの最安値提供率のアップも要請された。

対OTA対策など事業を決めた総会
大西会長はあいさつで、4年連続で宿泊販売が4千億円を突破していることを紹介しながら「JTBの大きな組織改革に合わせ、車の両輪として旅ホ連も変わっていく機会としたい」とし、地域や施設の形態、規模の違いにフォーカスし、それぞれがメリットを感じられる活動に意欲を示した。
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