KNT—CTパートナーズ関西連合会が大商談会(1) 需要回復は域内個人旅行から
20/09/11
「新型コロナウイルスからの反転攻勢」をテーマに、KNT−CTパートナーズ会関西連合会(中照策会長=かつうら御苑)が9月3日、国内大商談会を開いた。感染予防を徹底した京都市南区の都ホテル京都八条には、パートナーズ会会員169人、KNT−CTグループ社員90人(リモート参加含む)が参加した。
はじめに近畿日本ツーリスト関西の松本知常務取締役営業本部長があいさつし「新型コロナウイルス感染症が収束しない中、旅行需要の回復に努める我々が開催をひるんではいけない」と、商談会開催を決めた経緯を話した。

新型コロナウイルスからの「反転攻勢」を
掲げ開いた大商談会
また、直近の状況について「圏域内の個人旅行は好調だが、団体は苦戦している」。メイトは、ドル箱の東京方面が催行できないため、マイカー利用の近場の健闘が目立つという。クラブツーリズムは8月20日に募集媒体が復活し、独自基準のガイドラインやバス乗車定員を19人までなどと定めたニュークラブツーリズムの戦略が奏功。一人参加などを取り込んでいる。
一方、団体旅行は、修学旅行がバス台数を増やしたり食事会場を広げるなど三密を回避した対応で徐々に復活しつつある。
松本常務は「関西は、カニなどおしゃべりしにくいグルメが豊富。小グループなど域内販売に注力していきたい」と話した。
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