ホテル椿山荘東京 蛍の初飛翔を確認、23日からディナープラン
21/05/18
ホテル椿山荘東京(東京都文京区)で5月16日、今年初めての蛍の飛翔が確認された。都心では珍しく、同ホテルの庭園では毎年5月中旬から7月にかけて蛍を見ることができる。昨年は5月18日、一昨年は5月19日に初飛翔が確認されている。

庭園に現れる蛍と東京雲海
ホテルと蛍の歴史は古く1954年には「蛍観賞の夕べ」が初めて行われ、今年で67年目を迎える。庭園の蛍は飼育蛍で、毎年2月ごろに庭園内などの施設で飼育した蛍の幼虫を庭園内の沢に放流したものが羽化する。例年は地域の小学生による放流式が行われるが、今年はコロナの影響で見送られた。
今年は約1万匹が放流され、このうち8000匹程度が羽化するとされ、ピーク時には1日500-600匹程度の蛍が見られるという。
蛍観賞とディナーを楽しむ「ほたるの夕べ ディナーセレクション2021」が5月23日から始まる。好評のローストビーフなど和洋中、スイーツなど約40種類のメニューをブッフェスタイルで提供する。
料金は大人が月-木曜日1万500円、金-日曜日1万1000円など。宿泊プランもある。
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