楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

オミクロン株の影響受け客室稼働率は予測下回る32・9%に 京都市の1月のホテル宿泊状況

22/03/07

京都市観光協会が発表した1月の市内101ホテルの宿泊状況によると、日本人延べ宿泊者数は前年同月比188・6%増の27万7651人泊だった。コロナ禍前の2019年同月比では16・1%増で、前月12月からは45・2%減。コロナ禍以前からの調査対象だった54施設で比較すると前年同月比では174・1%増、19年同月比では24・9%減だった。前年からは大きく増えたが、1月中旬からのオミクロン株の影響が出てきている。

外国人延べ宿泊客数は19年同月比では99・5%減と、ほぼゼロの状態が22カ月続いている。

客室稼働率は同19・6ポイント増の32・9%。前々年同月比では32・7ポイント減。12月時点での予測値51・0%からはオミクロン株の影響で大きく下回った。

市内の主要旅館29軒の客室稼働率は同13・0ポイント増の18・8%。前月12月の47・7ポイントから大きく下落し、4カ月ぶりに10%台まで落ち込んだ。

同協会では、2月の客室稼働率は21・0%と続落を予測。3月は40・1%、4月は21・5%と予測され、不透明感が漂っている。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ