次期(第26代)部長に塚島副部長 全旅連青年部、臨時総会で選出(2)
「全身全霊をかけて」と所信
塚島副部長が掲げた次期の活動テーマは「『温故知新』〜今こそ示せ!青年部の矜持を〜“IMPOSSIBLE IS NOTHING”」。リアルな活動にこだわり、宿泊4団体の政策実現部隊として「業界の未来の責任を担っている。相互共助の体制をつくりたい」と話した。
具体的には、常任理事会の門戸を開き「情報共有や方向性を共有する貴重な場」とし「オール青年部で活動し、誰一人取り残さない青年部を目指す」としたほか、SDGsの推進と活用、稼げる地域・産業の実現、全旅連青年部ブランドの構築などに取り組んでいく。
「青年部長としてなすべきこと、なさねばならぬことは星の数ほどあります。私への叱咤激励が未来につながる第一歩になる。全身全霊をかけて宿泊産業が良くなるように取り組んでいきます」と力強く話した。
臨時総会では来賓として、自民党観光産業振興議員連盟の細田博之会長、観光庁観光産業課の柿沼宏明課長、全旅連の多田計介会長、第9代青年部長の小原健史さんがあいさつした。
このうち柿沼さんは「全国旅行支援も早く始めてくれというのは我々の思いです」と話したあと「地域を活性化するエンジンが旅館です。皆さんが先導役、ショーケースとして地域をひっぱってほしい」。小原さんは「柿沼さんは、旅館は地域の経済拠点と仰った。泊食だけではだめ、私は地域の文化、地域経済の拠点たれと言ってきた。ぜひ若い人の力で日本の旅館業を良くしてください」とエールを送った。
総会後、明治記念館で開かれた懇親会で、星部長は国会議員48人を前に「青年部を起点に先生方とともに日本経済を元気にすることをお誓い申しあげたい」と話した。
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