草津温泉で旅館でインターンシップ 全旅連青年部、学観連から学生参加し「若旦那・若女将密着体験プロジェクト」
全旅連青年部(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、星永重部長=福島県湯野上温泉・ 藤龍館)はこのほど、学観連(日本学生観光連盟)との協同インターンシップ事業「若旦那・若女将密着体験プロジェクト」を群馬県草津温泉で実施した。7大学から学生24人が参加し、旅館ホテル6軒で業務に従事。宿泊業界の「今」を体験した。
インターンシップ事業は今回で11回目。両者の協定が締結しているサポーター協定に基づくもので、就業体験を通じて旅館で働くことの魅力や、地場産業としての地域とのつながり、観光業界の仕組みなどについて学んでもらう。今年は9月5―10日に行った。
参加した学生は桜美林大学、明海大学、東海大学、杏林大学、川村学園女子大学、文教大学、跡見学園女子大学から。ホテル櫻井、奈良屋・草津ナウリゾートホテル、ホテル一井、喜びの宿 高松、ホテルヴィレッジの6軒が受け入れ、それぞれの施設で担当を割り振られた学生は業務のほか経営者や従業員との意見交換会などに臨んだ。

旅館業務に臨む学生
そのほか、期間中は草津温泉の課題や取り組みについて講演などを通して学習。夜の湯畑でのフィールドワークでは受入、旅行者の視点から草津温泉の現状を考えた。最終日には成果を発表し、学びを深めた。
星部長は「実際に宿泊施設で働き体験し、経営者や従業員から聞き、観光客として草津温泉を観光することで知る。そんな学びの場となったと思います。今回のプロジェクトと通して学生たちが学び、感じたことは観光産業の明るい未来を創るきっかけになり、宿を経営する私たちにとってもかけがえのない経験になったと実感しています」とコメントしている。
学観連は観光を学ぶ学生同士のネットワークづくりや、観光への理解促進を目的とした学生組織。首都圏を中心に11大学の主に観光系学部・学科の学生230人が所属している。
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