旅館・観光業界で働く魅力を学生に伝える あわら温泉、産官学連携で人材育成事業/福井
23/05/08
芦原温泉旅館協同組合(福井県)は、産官学連携による観光人材育成の取り組みを始める。6月に大阪観光大学と福井県観光連盟と連携して学生への抗議を実施。旅館をはじめ観光業界で働くことの魅力を伝え、課題となっている労働力不足解消につなげる。
講義は6月14―28日の間、3回にわたり同大学学生を対象にオンラインで実施。コロナ禍から旅行需要が復活するなかでも、それを吸収できないほど労働力が不足している現状を踏まえ、観光業の仕事を正しく伝え、次世代の人材確保につなげることがねらい。2024年に北陸新幹線の延伸を控える福井県としても観光活性化に注力しており、同大学観光学部・観光学科キャリアセンター長の五嶋俊彦准教授との連携で実現した。
グランディア芳泉若旦那の山口高澄さんと、べにやの女将の奥村智代さんが旅館業の思いを発信。同連盟観光アクティビティ・スーパーバイザーの松尾章子さんを交え、観光業の魅力を伝える。
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