豪雨被災地を旅で応援(2) 美作三湯・旅館女将が伝える“元気”
「来訪が支援に」
岡山県美作三湯の「美作三湯女将の会・元気なおかみちゃんチーム」が8月2日にトラベルニュース社を訪れ、西日本豪雨後の風評被害の現状を訴え、一人でも多くの人に岡山県に来てもらえることが支援になると強調した。
元気なおかみちゃんチームは、湯郷温泉・季譜の里の佐々木裕子さんとゆのごう美春閣の永山和泉さん、奥津温泉・奥津荘の鈴木和枝さん、湯原温泉・八景の上塩浩子さんの4人。この日、旅行会社やマスコミなど8カ所をまわった。
上塩さんは「倉敷に行くと被害を受けた地を見なくてはいけないから、行きたくないという人も結構いらっしゃるようですが、倉敷の美観地区とは離れています。安心してお越しください」。
佐々木さんは「美作三湯は直接的な被害を受けていないにもかかわらず、お越しになる観光客は激減しています。ぜひ美作三湯に」と話し、旅行会社からの送客に期待を示していた。
(次の記事)豪雨被災地を旅で応援(3) 国や県が打ち出す旅行需要喚起策
(前の記事)豪雨被災地を旅で応援(1) 三洋航空サービス・現地ツアーで1千人送客目指す
1面記事 の新着記事
- “御湯印”を集めよう―わかやま12湯推進協議会、「巡湯帳」と作成 4月から販売開始(24/03/27)
- 若い力で観光業をけん引 全旅連青年部「宿観光旅博覧会・宿フェス」(24/03/13)
- 名古屋から観光復興を発信 国内観光活性化フォーラムと全旅インバウンド商談会(2) 台湾・韓国の旅行35社を招へい(24/02/28)
- 名古屋から観光復興を発信 国内観光活性化フォーラムと全旅インバウンド商談会(1) 愛知県へ10万人送客を決議(24/02/28)
- オール関西で送客支援 石川県・山代温泉と旅行会社が意見交換(2) 被災地へ義援金ツアー即決(24/02/13)
- オール関西で送客支援 石川県・山代温泉と旅行会社が意見交換(1) 地元旅館関係者が現況報告(24/02/13)
- 復旧支援へ観光の力 令和6年能登半島地震(2) 和倉・加賀屋小田社長「北陸の宿泊観光の灯を消さないで」(24/01/25)